活性酸素のしくみ

■ お肌の老化の原因「活性酸素」とは?

活性酸素とは、例えば私たちが呼吸する事により、体内に取り入れた酸素のうちの2%が強い活性酸素となります。
活性というと良いイメージがありますが、この活性酸素はいわば悪玉酸素です。酸化(物質が酸素と化合する反応)によってクギがサビるのと同じ様に、私たち人間もこの活性酸素によって酸化され、老化していきます。加齢することで、活性酸素を除去するSODの生成が体内では追いつかなくなります。

そうなってしまうと、活性酸素の代謝バランスは崩れ、みるみるうちに増加してくる様になります。こうなると様々な悪影響を体に及ぼしますが、お肌でいうと、メラニン色素の生成が増えていくわけです。

メラニン色素が増えると言う事は、シミやそばかすが出来たりと、お肌自体も老化現象の道を進んでいく訳です。

■活性酸素が生まれるまで・・・

 

呼吸することで酸素が体内に入る。
血液中の赤血球で細胞にくまなく運搬。
細胞内で糖分や脂肪を燃やしエネルギーを発生させる。

このときに、燃えた酸素の2%が活性酸素に変身!

■2面性を持つ活性酸素

●身体にいい面 ~殺菌・消毒作用~●

傷口の細菌を殺すオキシドール(過酸化水素水)は実は活性酸素のことです。私たちの身体は活性酸素なしでは細菌から身を守れないのです。

●身体に悪い面 ~正常な細胞を傷つけ、酸化させる~●

私たちの細胞の一つ一つは不飽和脂肪酸の膜におおわれています。活性酸素は油が大好きで、不飽和脂肪酸(*1)と結びついて細胞等を酸化させてしまいます。

(*1)不飽和脂肪酸とは?
人間の細胞はおよそ60兆個の細胞から構成されており、
その細胞の一番外側にある細胞膜が「不飽和脂肪酸」
という油で出来ています。

■4つのタイプがある活性酸素

1. スーパーオキシド

細胞内のミトコンドリアが酸素からエネルギーを作る時に出来てくる物である為、生きている限りこのスーパーオキシドの発生は避けることが出来ない。

2. 過酸化水素

たいへん不安定な物質で毒性が強いので、殺菌・消毒・漂白剤などにもちいられる。

3. 一重項酸素

強力な酸化力のある活性酸素として作用し、皮膚がんなどを引きおこす原因となる。

4. ヒドロキシラジカル

生活習慣病やがんを引きおこし、老化を早めるもっとも恐ろしい活性酸素。

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